自らの首を切ることで前世の才能を得ることができる“輪廻の枝”。
優秀な兄と比べられて育ち、自分が無才であることに劣等感を持っている主人公の扇寺 東耶(せんじ とうや)は、勉学を最後の砦と決めており、全国模試で毎回100位以内に入るほどの学力を持ちながらも満足できずにいる。
そんなある日、クラスメイトであり“輪廻の枝”にて前世の才能を得た「廻り者(まわりもの)」の灰都・ルオ・ブフェットがシリアルキラーと戦う場面に遭遇してしまう。